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*ADMIN* 妄想&その他

2024

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2010

0315
お彼岸前の墓掃除に駆り出されました…霊園じゃなくて山の中にポツンとあるから、天気がよい土日じゃないとダメなのは解っちゃいるんですが。いきなり当日に思いつかなくても、いーんじゃないかと家族に思う今日この頃です。
前置きはここまでて、本題は「ローマの休日」です。小さい頃に見たときは、ヘップバーンが奇麗で王女の悲恋にひかれたものでしたが、先日、大人になってから改めて「ローマの休日」を見ました。やっぱりヘップバーンは奇麗で可愛くて、つかの間のラブロマンスに見とれてしまったのですが。でも一番印象に残ったのは、ラストの記者会見でした。小さい頃は台詞なんて覚えていなかったんですが、大人になると台詞がぐっと来ます。

「私は諸国間の友情を信じます。人々の友情を信じるように」
「王女の信頼が裏切られることはないでしょう」

この会話があるから、「ローマの休日」は名作なんだなーと思ったりして。
そんな「ローマの休日」の記憶が消えぬ間に、ユニコーンを見ました。以下はユニコーンの感想です。ネタばらしもあるので、ご注意下さい。



冒頭、すごいと思ったのは、クシャトリアVSスタークジェガンです。2機は量産機の宿命か、さくっと倒されてしまうのですが、最後の1機!カッコよかったんです!コクピットの描写も、レバー操作、モニター操作、丁寧な描写があって「ああ、モビルスーツを操縦するって、こういう感じなのか」としみじみ画面に見入ってしまいました。そんな風にがんばったスタークジェガン・パイロットは名前も顔もなく消えていくのです。「袖付きめ…!」という言葉を残して。
描写はインダストリアル7にうつって、バナージと出会うミネバ様。正統派のボーイ・ミーツ・ガールでした。女の子のために頑張って無理する少年はいいなぁ(笑)バナージは小説よりも草食系で子供っぽい印象なので、なおさらです。街の描写にリバイバル上映しているらしい「ローマの休日」の看板があって、それを見たミネバが「オードリー」を名乗るわけですが。ミネバが「オードリー」という名前を選んだとき、ユニコーンのラストシーンは決まってたのかもしれないな、と思いました。

「私は諸国間の友情を信じます。人々の友情を信じるように」
「王女の信頼が裏切られることはないでしょう」

小説版ユニコーンのメインストーリーって、そういう話だったなぁと思ったのです。個人的な印象なんですが。
オードリーとバナージ、カーディアスとのやり取りは、バナージだけが子供っぽくて可哀相でした。この時点では当然なんですが。小説版からいろいろ削ってるのはわかるんですが、違和感はなかったです。むしろストーリーラインがシンプルになって解り安かったりして。コロニー内戦闘は、民間人が当然のように巻き込まれ、犠牲になってしまう。歴史の先生は、立派でした。そういう描写があると、バナージの台詞や行動に重みがでます。小説版には存在したネェル・アーガマの描写や、リゼル・パイロットたちの描写を、潔いくらいすっぱり切り捨てて(台詞もない!)バナージとミネバ、カーディアスに焦点を絞ってるせいもあるのかな。
クシャトリアはスタークジェガンを倒し、ギラ・ドーガを倒したリゼルも容赦なく倒していきます。リゼルのデザイン好きなのでもったいないと嘆いてみたり。とにかくクシャトリアは強い。その強いクシャトリアのパワーに負けないユニコーンは「おお!」と思いました。変形してガンダムになると、さらに強そう。次回戦闘が楽しみになる終わり方でした。次も購入すると思います(笑)

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