2009
スナイパーライフルの射程は1800m…らしいです。きしめんヘアーな彼を出す予定はなかったんですが、出した方がいいような気分に洗脳されてしまったのでした…ホントはカリスの予定だったのに…orz
短くても新展開。たぶん。
短くても新展開。たぶん。
【魔弾の射手】
スコープの向こう側では、凄絶な殺し合いが繰り広げられていた。3体のレッサー・ヴァンパイアが1人の人狼を襲っている。人狼の青年は、レッサー・ヴァンパイアの倒し方がわかっていない。首を落とすか、心臓をつらぬけばいいのだが、狙いが上手くいっていない。戦いなれていないのだ、ヴァンパイアと。
ギュネイはまだ新人だからな、とライフルを構えたままアムロは思う。射程距離ギリギリの路地の光景が、高性能なスコープには手に取るように見えている。
ギュネイとヴァンパイアの戦いは、アムロとは関係ない。スコープを覗いていたのも観察のためで、狙撃のためではないのだ。目撃してしまったのはアムロの運が悪いのかギュネイの運が良いのか、どちらだろうか。
「あのままだと、彼は死にますよ?」
隣から聞こえる声は、アムロを詰っているようにも聞こえた。
「ギュネイを援護すれば、俺たちのことがばれる」
「どうせ、直にばれます。人狼は鼻がいい」
確かにそうだった。スイート・ウォーターの街で、今まで人狼に会わずにすんでいることが奇跡的だ。この街はネオ・ジオンと呼ばれる企業複合体が作った街で、ネオ・ジオンの中枢は人狼たちなのだから。
アムロが見ている小さな空間で、ギュネイはレッサー・ヴァンパイアを1体倒したが、残りの2体に追い詰められていた。ギュネイが背にしていた路地に面したドアから、少女が滑り出てくる。クェスだった。クェスの背後に、もう一人少女がいた。
「確認した…ソシエ・ハイム嬢だ」
「ソシエお嬢さん…!?」
「今、助ける」
アムロは、2度引き金を引いた。
スコープの向こうに、特殊加工された銀の弾丸に心臓を貫かれ塵になりくぐれる2体のレッサー・ヴァンパイアを確認すると、構えていたライフルをおろす。隣にたっている少年の姿をしたヴァンパイアは、今にもソシエの元へ駆け出しそうだった。このビルの一室から2キロは離れている路地裏へと。
スコープの向こう側では、凄絶な殺し合いが繰り広げられていた。3体のレッサー・ヴァンパイアが1人の人狼を襲っている。人狼の青年は、レッサー・ヴァンパイアの倒し方がわかっていない。首を落とすか、心臓をつらぬけばいいのだが、狙いが上手くいっていない。戦いなれていないのだ、ヴァンパイアと。
ギュネイはまだ新人だからな、とライフルを構えたままアムロは思う。射程距離ギリギリの路地の光景が、高性能なスコープには手に取るように見えている。
ギュネイとヴァンパイアの戦いは、アムロとは関係ない。スコープを覗いていたのも観察のためで、狙撃のためではないのだ。目撃してしまったのはアムロの運が悪いのかギュネイの運が良いのか、どちらだろうか。
「あのままだと、彼は死にますよ?」
隣から聞こえる声は、アムロを詰っているようにも聞こえた。
「ギュネイを援護すれば、俺たちのことがばれる」
「どうせ、直にばれます。人狼は鼻がいい」
確かにそうだった。スイート・ウォーターの街で、今まで人狼に会わずにすんでいることが奇跡的だ。この街はネオ・ジオンと呼ばれる企業複合体が作った街で、ネオ・ジオンの中枢は人狼たちなのだから。
アムロが見ている小さな空間で、ギュネイはレッサー・ヴァンパイアを1体倒したが、残りの2体に追い詰められていた。ギュネイが背にしていた路地に面したドアから、少女が滑り出てくる。クェスだった。クェスの背後に、もう一人少女がいた。
「確認した…ソシエ・ハイム嬢だ」
「ソシエお嬢さん…!?」
「今、助ける」
アムロは、2度引き金を引いた。
スコープの向こうに、特殊加工された銀の弾丸に心臓を貫かれ塵になりくぐれる2体のレッサー・ヴァンパイアを確認すると、構えていたライフルをおろす。隣にたっている少年の姿をしたヴァンパイアは、今にもソシエの元へ駆け出しそうだった。このビルの一室から2キロは離れている路地裏へと。
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